2010年3月31日水曜日

人徳のある人

皆さん、こんにちは。
タカハシです。
最近になって風邪をこじらせてしまい、散々な日々を送っています。
今日はオフなので完治させたいと思います。

人徳とは→人に備わっている徳。徳を備えた人間は他の人間から信頼や尊敬を獲得しながら、人間関係の構築や組織の運営を進める事が出来る。
先日、私の以前配属していたショップの顧客様から連絡があり『出張で広島に行くからお昼でもどうですか?』というお誘いを頂きました。
わざわざ仕事の合間をぬってきて来て頂くなんて、嬉しい半面、申し訳ない気持もありました
食事が終わりお客様に、
私『なぜ、食事に誘って頂いたんですか?』
お客様『高橋さんには色々とお世話になったからよ!』
私『でもそれだけで誘って頂くなんて申し訳ないです…』
お客様『でも私をこんな気持にさせてるのは、高橋さんに人徳があるからだと思うよ。高橋さんじゃなかったら誘わないと思うし。』

私に人徳??
自分に人徳があるなんて…。
ただ、今は自分が正しいと思う事をやり続けていれば、知らずに人徳がついてくるのかな?と思うようになりました。
N様、私に自信を持たせて頂き本当にありがとうございます!

そしてまたまた驚くことが!
同じ日に広島店でご案内させて頂いたお客様からエアーメールが届きました。
また帰国したら色々と相談にのってくださいね、と書いてありました。
お客様からエアーメールが届くなんて、感激と驚きでいっぱいでした。
O様!無事に帰国してくださいね。お待ちしております。

お客様から教えて頂く事は、本当に多いです。
日々、勉強ですね!

2010年3月25日木曜日

緊急告知

緊急告知です。

来る明日からの3/26(金)~3/28(日)三日間のみ限定で、そごう広島店で
還元フェアがスタート致します。

既に新聞の折り込みチラシやTVCM、街中の巨大スクリーンでお見受けの方も
いらっしゃるかもしれませんが

三日間中にお買い物頂いたお客様には
ミレニアムカードお持ちであればポイントが付与されます。


なんと、合わせて税込5000円以上お買い物につき500円分のお買い物商品券も付与されます。
(ミレニアムカードをお持ちでなければ当日無料でお作りもできますのでご安心ください。)

2倍でお得なこの還元フェア」
是非この機会に新しく家具を揃えたい、どうせ揃えるならお得な時に
なんてお考えであれば
今が本当にチャンスです。
是非お気軽にご来店ください。

なお3日間は大変混雑が予想されます。
予め何かご不明点があれば何なりとご相談下さい。
皆様のご来店を心よりお待ちしております。




2010年3月21日日曜日

上質な空間とは? 『お客様宅 ご紹介』

皆さんこんにちは。

MOOR広島店では何度目の登場になりますでしょうか?!

皆さんお待ちかね、最近メガネを買い替えた黒メガネの柴田です。

…って、すみません。 少し調子にのりました!!(笑)

久々の登場でテンションが上がってます。



さて、そんなテンションで本日はお客様宅をご紹介致します。

お部屋はこちら!


いかがですか? すっごくカッコイイでしょ!。

写真に写る商品は、「コンカーサTVボード」に「TOKYOソファ1P」

ブラックで合わせた上質な大人の空間です!。

大画面のテレビを引き立てるTVボードの光沢感はバッチリのコーディネートですね!

カッコイイ空間の中、休日にはゆったりと一人掛けソファに座り、

映画を見たり…、ゲームをしたり…と、こんな贅沢なプライベート空間はありません☆

そして、プライベート空間をより充実させるアイテムがこちら!


上質な眠りを実感して頂けるベッド、「ライレック」。


皆さん、このベッド&マットレスがスゴイんです!

ベッドフレームは「ガスハッチ」と言って、フレームの中に大きな収納スペースが有り、


収納扉が油圧式になっているので、片手でラクラク扉が開けて頂けます。


手軽に収納した物を出し入れ出来、皆さまに大好評!


もう一つ、大注目頂きたい物がマットレス「ライレック」!


このマットレスは、「ラテックス」という素材を使っている「高反発」のマットレスです。


なので押し返しの力が体の隙間をしっかり埋めてくれ、体に掛る重力を最小限に抑えることが出るので、ぐっすり寝て頂けます。


しかも、国際特許を取っている、安心・安全な商品です!


…あっ、すみません。 熱く語り過ぎてしまいました…(笑)

いかがでしたか、皆さま? 


U様のお部屋の様に、都会的で上質な空間での生活はイメージして頂けましたでしょうか?



U様この度は、MOOR広島店で家具をご購入頂きましてありがとうございました。


ステキなお部屋作りをお手伝いさせて頂き、本当にありがとうございます。


是非また、お店に遊びにいらして下さい。


皆さまも、一緒にステキなお部屋作りをしてみませんか?


MOOR広島店では、一人でも多くの方を幸せに出来る様、


スタッフ皆で力を合わせて頑張っていきます!


是非一緒にステキな空間を作りましょう!


お店でお待ちしております。

2010年3月6日土曜日

誇りと尊厳

こんにちは!いつも眠そうな目の天野です。
バンクーバー五輪が閉幕しましたね~
その中でも、フィギュアスケートは、男子女子ともにメダルを取り、世間の注目を集めました。
ですが、その中で、フィギュアスケートの採点方法に関してのちょっとした騒動があったのをご存じですか?
男子シングル銀メダリストのプルシェンコ選手が、「4回転を飛ばない金などありえない」と、ライサチェク選手の金メダルに異を唱えた問題です。
わざと1位の表彰台をまたぐなどの挑発的な行動をして、物議をかもしました。日本のメディアにもずいぶん叩かれました。
彼は本当に悔し紛れにそんな行動を起こしたのでしょうか?
私がフィギュアスケートに夢中になったのは、ちょうど10年くらい前のことです。
その頃、男子フィギュアには、二人のロシア人トップスケーターがいました。
アレクセイ・ヤグディンと、エフゲニー・プルシェンコ(今回の銀メダリスト)です。
二人は幼い頃から共に、ロシアの有名なアレクセイ・ミーシンコーチに師事していました。
しかし、ミーシンコーチが天才肌のプルシェンコを特別に可愛がったため、ヤグディンはミーシンの元を去り、単身アメリカに渡ります。
そしてタチアナ・タラソワコーチ(いつも毛皮のコートを着ている体の大きなおばちゃん、現在浅田選手のコーチ)の元で、才能を一気に開花させました。
以後、ヤグディンとプルシェンコは、他を圧倒するジャンプ力とスケート技術をもって、互いを至高のライバルとして争い続けることになるのです。
二人は常に互いを意識して、いかに相手に勝てるかを競い合っていたので、スケート技術はみるみる進化していきました。
当時まだ成功する人が少なかった4回転ジャンプ、その4回転ジャンプを含んだ4-3-2のコンビネーションジャンプ、彼らはこれを次々に成功させ、国際大会の表彰台を独占し続けます。
あまりに高いジャンプ技術とステップ&スピンのスピードに、他のライバルたちは終始3位以下を争うはめになりました。
そして2002年のソルトレイクシティ五輪、二人の宿命の頂上決戦は、結局ヤグディンの勝利に終わりました。
「努力の人」が「天賦の才能」に打ち勝った瞬間でした。あの時のヤグディンには王者の風格さえ漂っていました。
ところが、そのソルトレイク五輪で、フィギュアスケートペアの判定に不正が発覚したのです。
当時の判定システムは、9ヶ国の審査員それぞれが、誰にどんな点数をつけたか一目でわかる方式だったので、不正判定をすることが不可能でした。
そこで行なわれたのが、いわゆる国家同士の談合で、「A国がB国を勝たせる代わりに、B国はA国を勝たせる」というものでした。
この事件を機に、フィギュアスケートの判定方式が見直されることになりました。
2008年頃から本格導入された新採点方式では、9人の審査員中7人の判定がランダムに選ばれ、どの国の審査員がどんな点数をつけたかわからないようになっています。
しかしこれも、審査員の匿名性が増したため逆に審査員買収がしやすくなったと非難されています。
そして何より問題なのは、ルール変更後の判定基準です。
新しい採点システムでは、より難易度の高いジャンプを跳ぶよりも、平易なジャンプをきれいに着氷したほうが点数が高くなります。
つまり、4回転ジャンプにチャレンジするよりも、3回転や2回転など失敗の少ないジャンプを無難に跳んだほうが、高評価につながるのです。
また、演技の構成点(全体のバランスや曲の理解度、ステップの優雅さなど)の比重が高まったため、判定が審査員の主観に左右されやすくなってしまいました。
これはとても危険なことです。
フィギュアスケートはとても美しい競技ですが、あくまでスポーツです。そして選手たちはアスリートです。
アスリートは本来、より高い技術、誰にも真似できないスピードや高さを目指して挑戦をし続けていくものです。
ヤグディンもプルシェンコも、そうして競い合い、勝つために死に物狂いで努力したからこそ、4回転を軽々と跳べるようになったのです。
日本の本田選手でさえ、ソルトレイク五輪では4回転を数回跳びました(上位の二人があまりに凄すぎたため結局4位に終わりましたが、この双壁の時代に4位は凄いことです!彼は本当に優れた選手でした)。
ところが、判定方式が変更になり、回転数や高さよりも「確実さ・美しさ」が重要視されるようになってしまったため、多くの選手が「確実に点を稼げるよう、難しいジャンプには挑戦せず、よりキレイにまとめよう」とし始めてしまいました。
その結果、現在男子シングルで4回転を跳べる選手はほとんどいなくなってしまいました。
挑戦することが無意味になってしまったからです。挑戦しないから、選手の技術が年々退化してきているのです。
もちろんフィギュアスケートには美しさや高い芸術性があればそれに越したことはありませんし、評価されるべきです。
しかしそれはあくまで、高いスケート技術に裏打ちされたものであってこそ価値があると思うのです。
そしてスケート技術の評価は、できるだけ主観的要素を取り除くべきです(そんな曖昧な基準だと、逆に不正採点が入る余地ができてしまいます)。
今回のバンクーバー五輪では、この構成点をうまく利用し、難易度の高いジャンプを避けて「美しくバランスのよい演技」をしたライサチェク選手とキム・ヨナ選手が、順調に点数を稼いで金メダルを取りました。
4回転を成功させたプルシェンコ選手、4回転に挑戦した高橋選手、トリプルアクセルを2回跳んだ浅田選手が負けてしまいました。
キム選手のコーチであるオーサーは言います、「構成点だよ。構成点を効率よく稼げばいいんだ。それが現在の採点システムなんだから、それに合わせたプログラムでなにが悪い?」と。
理屈的にいえばそうです。しかしそれは、限界に挑み続けてより高みを目指す、スポーツ選手としての誇りと使命感からはかけ離れた考え方ではないでしょうか?
プルシェンコ選手は、判定方式の変更に伴って選手たちが高い技術を競い合うことをやめ、より「美しく安全な」演技で高得点を稼ごうとすることは、競技としてのフィギュアスケートを衰退させてしまうと考えていました。
ソルトレイクで銀、トリノで金をとり、年齢的にもピークを過ぎた故障だらけの身体にも関わらず(フィギュアスケート選手のピークは大体20歳前後)、今大会に参加したのは、それを証明するためでした。
最も難易度の高い4回転ジャンプを成功させ、上体の固定されたハイスピードのステップシークエンス、軸のまったくぶれないバレエ仕込みの正確なスピン技術を披露したにも関わらず、新採点システムでは自分が負けてしまう。皆さんどうです?おかしいと思うでしょう?4回転を跳んだ選手が負けるなんて。
表彰台での空気を読まない行動は、プルシェンコのそういうアピールが含まれていました。
そうして観客に、新採点システムへの疑問を感じて欲しかったのです。
自分が悪者になってでも、世界中に問題提起をしたかったのです。
彼の行動からは、フィギュアスケートに対する深い愛情と、アスリートとしての崇高な使命感を感じます。
並々ならぬ努力によって高度な技術を手に入れたプルシェンコにとって、自分たちが作りあげてきた進化の歴史をわざわざ後退させてしまうような採点システムに疑問を呈するのは、当然のことだったのでしょう。
現に、ライバル選手のコーチたちの多くが、プルシェンコ選手の言説を支持するコメントを残しています。
私は個人的には、女子シングルでは浅田選手よりキム選手のファンです。
彼女の情感あふれる演技力は非常に美しく、観る者の心を魅了します。
彼女の類まれな表現力に加えて、アスリートとしてのジャンプやスピン技術を同時に高めていけば、必ず本物の世界チャンピオンになれるでしょう。
彼女にはそれだけの才能があります。努力をし続ける根性もあります。
だからこそ、今の彼女のスケート技術のままで優勝を与えられるのは、彼女自身のためになりません。
頑張っていても、それは安全な籠の中でクルクルまわっているだけに過ぎないということを、新たな可能性への挑戦を放棄してしまっているのだということを、気づかされないまま育つのはかわいそうです。
彼女にはぜひ、今度こそアスリートとして、浅田選手と同じ舞台で戦ってほしいと思います。

いろんなところでプルシェンコ選手が非難されていたので、いてもたってもいられなくなり、熱く語ってしまいました。
でも、こういったバックグラウンドを知ったうえで見るのとそうでないのとでは、景色の見え方に大きな差があると思うのです。
自分の主観やまわりの人の噂・評価に左右されるのではなく、自分で情報を集め、自分で見て聞いて、できるだけ客観的にものごとを知ろうとすることは、とても大切なことだと思います。
私は相手を知ろうとするとき、いつもそう心がけています。

興味のある方はぜひ、ヤグディンとプルシェンコの演技を観てみてください。私はいまだにこの二人に勝るスケーターを知りません。
 
 ↓↓↓
・2002年ソルトレイクシティ五輪でのヤグディン選手「仮面の男」
 当時生放送で観ていて、感動しすぎてしばらくテレビの前から動けませんでした

・2004年ロシアカップでのプルシェンコ選手「ニジンスキーに捧ぐ」
 審査員全員が満点をつけた伝説の神懸かり演技。牧神のポーズからの展開がすごすぎて鳥肌もの。本物の天才です
http://www.youtube.com/watch?v=kkhn4KbisJc